この度、弊社は2024年2月27日付でIEC 61000-4-39 / EN 61000-4-39のEMC及び安全分野における「ISO/IEC 17025, Electrical Testing」としてA2LA認定業務範囲の拡大が認められました。（認定番号=2900.01）

https://customer.a2la.org/index.cfm?event=directory.detail&labPID=2F039C7F-261F-4697-8087-ADBA3E3CF90D

この新たに認定された規格は近接磁界に対する放射イミュニティ試験に関するもので、磁界に対し敏感な回路や部品を搭載する機器がRF送信機からの放射電磁エネルギーによって誤動作を起こさないかを確認するための試験規格となっており、下記の周波数での耐性が求められます。

30kHz (在宅医療環境での使用を意図する医療機器)
134.2kHz (すべての機器)
13.56kHz（すべての機器）

既にIEC 61000-4-39 / EN 61000-4-39は医療用EMC国際規格として発行されたIEC 60601-1-2:2014 Amendment 1 :2020(Edition4.1)にて要求されています。
尚、日本での医療用EMC規格であるJIS T 0601-1-2もIEC 60601-1-2:2014 +A1:2020を基にJIS T 0601-1-2:2023が発行され、IEC 61000-4-39の試験要求が追加されています。
また、欧州での医療用EMC規格であるEN 60601-1-2:2015についてもA1:2021が発行され、官報による要求規格の移行後はEN 61000-4-39の試験要求が追加されます。

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