ご案内をしておりますEN 62368-1への対応期限があと1年に迫ってきました。

2020年12月20日に既存規格であるEN 60065及びEN 60950-1が強制的に失効されますので、これらに置き換わるEN 62368-1への対応の準備がまだでしたら、早急に始められることをお薦めいたします。

EN62368-1では感電、火災、機械的、温度、放射の5つの危険源;危険エネルギーをクラス1、2、3に分類し、これらのエネルギー源に対するセーフガード(痛みや傷害をおこしうるエネルギー源と人体部分の間に介在し、そのエネルギーが人体部分など伝達される可能性を減らすもの)を規定、さらにこれらのセーフガードの適用及び要求事項の方針を示しており、Hazard-Based Safety Engineering(HBSE)という考え方(対処するハザードを明確に特定する)への設計担当者様の理解が必要とされております。

この様な要件の追加により従来の評価期間以上に確認に時間が掛かる傾向が見られ、弊社でも希望日程で完了できるようできる限りの対応を心がけておりますが、すでに混雑が見られる状況になってきておりますので、ご案件をお持ちでしたら、お早目に製品情報や御希望日程等をご連絡くださいますよう、お願いいたします。

お見積を希望されます方は、見積依頼書【電気製品:安全評価】Rev.01.007 のフォームをダウンロード頂き、製品の情報を御記入の上、製品仕様書、回路図等と併せてCS部までご連絡下さい。