よくある質問(製品安全)
- CBレポートを発行できますか?
- 弊社はMED(医療機器)のIEC60601-1、IEC60601-1-6、MEAS(計測機器)IEC61010-1においてNCBに登録されておりますので、CBレポートの発行が可能です。
またそれ以外の規格においても、NEMKO社のCBTL(CB認定ラボ)となっており、弊社で試験を行い、NEMKO社にてレビューを受けて、NEMKO社がCBレポートを発行いたします。
また、CBスキームに加盟する国々への同時輸出に向けた安全規格申請が可能です。
各国申請について
- A2LAおよびILAC認定の試験レポートを発行できますか?
- はい、可能です。
弊社の松阪事業所は、「ISO/IEC 17025, Electrical Testing」の試験所としてA2LAにEMC規格、安全評価規格の認定を受けております。
これにより当松阪事業所では、認定範囲の規格においてA2LAおよびILAC認定試験レポートを発行できます。【ILACについて】
信頼性の高い試験サービスを提供するためには、その業務の品質管理体制の確認が必要ですが、通常、ISO/IEC17025に基づく試験所認定によってこれが行われます。『ILAC』(International Laboratory Accreditation Cooperation )は、世界で最も権威ある試験所認定の国際組織で、
『A2LA』(The American Association for Laboratory Accreditation)は、ILACに加盟している認定機関の一つです。
ILACの認定を受けた試験所は、ISO/IEC17025に基づく品質管理体制のもと、世界的に保証された正確で信頼できる試験サービスを提供しています。弊社のA2LA 認定範囲は以下にて確認ができます。
(A2LA 認定試験[認定番号:2900.01]、A2LA 認定校正[認定番号:2900.02])
https://customer.a2la.org/index.cfm?event=directory.detail&labPID=2F039C7F-261F-4697-8087-ADBA3E3CF90D
北米申請について
- 北米に出荷する際、取得するマークはULマークでなければいけないのでしょうか?
- いいえ。
ULは21機関あるNRTLの中の1機関となります。製造メーカ様はNRTLの中からいずれか1つの機関を選択することができます。US、UL、ANSI、また、OSHAが承認している他の規格への適合を示すために、該当する「認証範囲」を持つNRTLをどれでも選択することができます。全てのNRTLは29 CFE 1910.7のもと承認され、承認された認証範囲の中で規格に基づいて認証をする能力は同等だとOSHAはみなしています。
NRTL機関一覧:http://www.osha.gov/dts/otpca/nrtl/
- 北米への申請代行が可能ですか?
- 可能です。
OSHAの認めるNRTLの認証機関(MET、CSA、ETL等)の中からお客様のご要望に応じて申請代行いたします。
また、弊社ではMET,CSAに関しましては、認定ラボとなっておりますので、機関へサンプルを送付せず、弊社内での試験データを認められますので、
認証取得までスムーズに対応が可能です。
- METマークの場合、工場検査は年何回ありますか?
また、工場検査はどこから来られますか? - 国内工場であれば、基本的には年2回となります。但し、指摘等が多い場合は、
年4回になる場合もございます。
国内工場の場合は、弊社にて工場検査(初回、定期共)を実施いたします。
- FDAレーザー届け出は可能でしょうか?
- はい、可能です。
CEについて
- 低電圧指令(2015/35/EU)はどのような製品が対象となりますか?
- 低電圧指令は、特に除外されたものを除く、交流50~1000V、あるいは直流75~1500V の電圧範囲で使用するように設計された電気機器が対象となります。
除外品目は2015/35/EU指令をご参照ください。
原文:http://eur-lex.europa.eu/LexUriServ/LexUriServ.do?uri=OJ:L:2006:374:0010:0019:en:PDF
- 改正版RoHS指令(2011/65/EU)はどのような製品が対象となりますか?
- 本指令の付属書Ⅰに規程されるカテゴリーの範囲内にあるEEEが対象となります。
「電気・電子機器」または「EEE」とは電流又は電磁界により適切に作動する機器及び発電、運送及び電流・電界測定の機器で、交流1000V及び直流1500Vを超えない電圧定格での使用を前提とした設計の機器。
RoHS適合製品(RoHS指令対象品)には、EUへの上市前にCEマークを貼付する必要がございます。また、併せて技術文章及びEU適合宣言書の作成が必要となります。除外品目は2011/65/EU指令をご参照ください。
原文:http://eur-lex.europa.eu/LexUriServ/LexUriServ.do?uri=OJ:L:2011:174:0088:0110:EN:PDF
- 改正版RoHS指令はいつから強制になりますか?
- 2013年1月2日から強制となります。
但し、品目によっては、強制時期が異なります。
詳細は2011/65/EU指令のArticle4をご参照ください。
- 改正版RoHS指令の和訳版は販売されていますか?
- はい、販売しております。
ご購入をご希望される場合は、弊社CS部までご連絡ください。●ページ数: 24ぺージ
●価格: 5,000円(税込み5,500円)
●納品形態: PDFファイル文書をE-mailにて送付させていただきます。
PDF文書にはお客様の会社名・部署名が入ります。(製本形式では販売致しません。)
中国申請について
- 中国CCC認証の定期工場検査時に要求される部品確認試験とはどのような要求ですか?
- 中国CCC認証につき、一年に一度行われる定期工場検査の要求として最終製品に対する確認試験のみでなく、製品内部に使用されている重要部品についても定められた期間毎に、適切なGB規格での確認試験が必要とされております。
定期工場検査時に試験レポートを提示出来ない場合は、不適事項として扱われ、その工場様がお持ちのCCC承認書はCQCにより一時停止とされる可能性がございますのでご注意下さい。
尚、対象となる部品は、CCC試験レポートの重要部品リストに記載されているものが基本となります。
どの部品に対してどのGB規格での試験が必要か、弊社にて確認させて頂くことも可能です。(有料となる場合がございます)
- 中国CCC認証の定期工場検査時に要求される部品確認試験に関して、試験の対応可能でしょうか?
- はい、可能です。
弊社にて試験及びレポート作成業務、中国認定試験所発行の試験レポート手配業務を行っております。
評価試験について
- IP試験はできますか?
- 全ての等級での試験が可能です。
御見積させて頂く場合は、以下資料をご準備願います。
・見積依頼書【IP評価】(弊社フォーム)
・製品のサイズ、重量
・依頼評価、立会評価にいずれを希望されるかどうか
- IP試験時に使用するニップルはどのようなものですか?
- ニップルとは、IP5X、6Xの試験時にサンプル内部の空気を引っ張り、不圧をかけるために本体(サンプル)に取り付けていただくネジとなります。
- レーザ測定はコスモスで対応可能でしょうか?
- 出張測定も含めて可能です。
御見積させて頂く場合は、以下資料をご準備願います。
・レーザーダイオード仕様書
製品定格、レーザーのパワー、波長、種類、特性、放射方法等)
- LED試験においてEN62471試験は対応可能でしょうか?
- EN62471評価に関しまして、弊社提携先(NEMKO社:ノルウェー社)にて評価が可能となります。
御見積させて頂く場合は、以下資料をご準備願います。
英文LED仕様書(メーカー名、タイプ名、電気定格、波長、光束、色温度、寸法)
各国エネルギー規制について
- 各国のエネルギー測定、申請は可能でしょうか?
- はい、弊社にて測定が可能です。
また、申請が必要な場合は、弊社にて代行申請が可能です。
各国要求事項が異なりますので、ご検討されている国がございましたら、一度ご相談ください。
その他
- 規格書を購入することは可能でしょうか?
- 弊社でも規格書の購入は可能ですが、紙ベースでの購入となります。
御社より直接ご購入される場合は、以下HPより購入が可能となります。一例:
■JSA Webdesk
https://webdesk.jsa.or.jp/
■Bsi WebStore
http://shop.bsigroup.com/また、御社が購入した規格書を翻訳業務にて和訳翻訳させて頂く事は可能ですので是非ご用命下さい。