オーディオ・ビデオ機器に関する規格であるEN60065:2002/A1にA11が追加され、
来年2010年7月1日より、A11を含めた形での対応が必要となります。
(公布日は2009年7月1日であり、欧州規格のみの修正となります。)
【修正される規格】
●EN60065:2002/A1 ⇒ 2010年7月1日以降 EN60065:2002/A1+A11
2010年7月1日以降、
欧州へ出荷を行なう場合はA11を含めた規格での対応が必要となります。
対応がされていない製品を市場に流通させると、
EC指令の適合違反となり処罰の対象となりますので、
御社製品の適合宣言書に記載されている規格の年号をご確認頂き、
新しい規格での対応が既に完了しているかご確認ください。
【A11における主な変更点】
<<共通変更点>>
◆5.4.1項:ポータブル音響システムに関して、
イヤホンやヘッドホン からの音圧が過剰な場合は、
難聴を引き起こす可能性がある旨の警告。
◆6.1項:電離放射線に関して、値を変更。
◆Z1項(新規):ろうそくの炎よる発火に対する耐性。
TVセットは、ろうそくの炎による発火や延焼の恐れが
軽減されるような設計とすること。
※その他、欧州各国の特別条件がございます。